ストックビジネスとフロービジネスとの収益性の違いを徹底解説!

ストックビジネスとフロービジネスとの収益性の違いを徹底解説!

ビジネスをする上でどういった形で収益を上げるのかは非常に重要です。

 

大きく分けてフロービジネスとストックビジネスの2つがありますが、

フロービジネスが物をひとつづつ売り買いするなど、一回一回の取引をメインにしたビジネスです。

ストックビジネスというと、在庫を抱えるビジネスだと勘違いされる方も多いですが、”蓄積していくビジネス”というのが正解です。

今回は、ストックビジネスとはどんなものを指すのか、またフロービジネスとの違いについて、詳しく解説していきます。

 

◎ストックビジネスとは?

冒頭で、蓄積していくビジネスとして紹介させていただきましたが、蓄積していくものとは”収益”であり、継続的に収入の入るビジネスモデルをストックビジネスと呼びます。

 

近年サブスクリプションも流行していますが、そういった月額制のサービスの他、定期購入のサービスなども、ストックビジネスの1つです。

お客さまとの契約は1回きりではなく、長期にわたる会員さまを確保して、継続的に安定した収益をあげることができます。

有名なサービスでいうと、AmazonPrimeやNetflix、Spotifyなどがこれにあたります。

その他、電気・ガス・水道といったインフラ事業や、学習塾やピアノやジムなどの習い事などもストックビジネスです。

 

大きく成功する企業には必ずこの販売形態があるといっても過言ではありません。

ストックビジネスの最大の強みは、安定した収益を長期にわたって持続できる点であり、上場するためにストックビジネスを取り入れている企業が多くあります。

 

◎ストックビジネスとフロービジネスの違い

ストックビジネスの対照的となるビジネスは、フロービジネスと呼ばれるモデルです。

ストックビジネスが継続的に収益を得られる仕組みであるのに対し、フロービジネスは1回きりの取引であり、常に新しい顧客との取引で収益を得ていく仕組みです。

単発の収入というと、フロービジネスの方が劣るイメージがありますが、私たちが日々利用しているコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店などもフロービジネスにあたり、決して儲からないわけではありません。

 

飲食店の場合は”常連さん”と呼ばれるファンも大切ですが、「毎月必ず○円利用してくれる」といった取り決めがあるわけではないので、その都度、1回ずつの取引をみなされます。

フロービジネスは、ストックビジネスと比べて安定性がなく、将来の見通しが立ちにくいため、リスクが大きいビジネスといえます。

ただ、顧客の獲得という意味では、ストックビジネス以上に獲得がしやすく、多くの方に購入いただけるというメリットもあります。

 

ストックビジネスの場合は、継続的に支払いが発生するため、顧客側も慎重にお買い物することになり、新規顧客獲得のハードルがフロービジネスよりも高いのです。

そのため、ストックビジネスとフロービジネスは対象的なビジネスモデルですが、一概にどちらが良いとは言い切れません。

双方にメリット・デメリットの両面がありますので、違いを理解した上で検討していくと良いでしょう。

 

◎ストックビジネスの種類と事例

冒頭でも有名な企業をいくつか挙げさせていただきましたが、ストックビジネスには、以下のような種類と事例があります。

 

① ネットスクール

インターネット上で完結する”習い事”のことです。

今のようにインターネットが発達する前は、何かを学ぶ時には対面でレッスンを受けるのが当たり前でした。

しかし現在は、オンラインの英会話スクールがあったり、インターネット大学があったりと色々なスキルをインターネット上で習得することができます。

 

② 定額制サービス

さまざまなサービスを月額制や年額制といった固定の支払いで利用できるものです。

税理士、会計士への相談、コンサルティング、エステ、歯医者、いろいろなサービスがあります。

サービスの定額化はどんどん加速化してきているので、今後も、色々なサービスが定額化していくのではないかとみられています。

 

③ ファンクラブ

名前の通り、ファンクラブ会員を募って展開していくものです。

ファンクラブ型のストックビジネスは、会員のみが購入できるグッズの展開やファンクラブのライブやリアルイベント、限定の情報誌やメルマガなども売り込めます。

 

元々はアーティストと呼ばれる人に多いモデルでしたが、最近は、YouTuberやVtuber、TikTokerなどもこのビジネスを行っていることが多くあります。

ファンクラブとしての会費も集めつつ、月額課金などで限定サービスを受けられる仕組みを作るなど、さらにストックビジネスを展開していくこともできます。

 

④ 定額のASP

月額制のアプリケーションやソフトウェアなどもストックビジネスの1つです。

有名所では、Adobe(アドビ)なんかが良い例です。

売り切りタイプのものもありますが、月額制で、Adobeのソフト(IllustratorやPhotoshop、Premiere Proなど)を利用できるなど定額制のプランを売り出しています。

 

毎月定額の支払いをすることにより、常に新しいアップデートされた最新のソフトを利用できることもあり、密かに市場が拡大しています。

また、アフターフォローについても万全であり、利用者にとってメリットが高いサービスです。

 

◎まとめ

今回は「ストックビジネス」について、その仕組み、フロービジネスとの違い、事例をまとめて紹介させていただきました。

ストックビジネスの最大の魅力は、継続的に安定した収益を得ることができることであり、リスクも少ないため、副業として取り入れる方も増えてきています。

一方、単発収入となるフロービジネスは人気が減少傾向にあり、ストックビジネスと比べてリスクが高いため、今から始めるのであれば、ストックビジネスの方が圧倒的におすすめです。

ストックビジネスをこれから始めてみたいと考えている方は、是非、参考にしてください。

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